[安く&早くで力が試された居抜き事例]
お店作りのポイントを看板を例に説明したいと思います。 「池田公園の向こう側からでも目立つ看板を!」 目立つといってもギラギラと光る看板ではなく、 お仕事帰りの方を癒すような ウッディーでホッとする雰囲気を作り出す事が今回のデザインの要点でした。 これを低予算&良メンテナンスで叶えるには・・・?(看板の写真は下スクロールでご覧下さい)
[施工やメンテナンス性を考えたデザイン]
居抜きの飲食店では、「コストをかけずに」「清潔感のある」デザインをして欲しいという要望がよくあります。 考えてみればどちらも大切な事ですよね。 今回注目するのは 面積が大きくコストがかかりがちな、上部の看板。 手前味噌ですが、(味噌ラーメンだけに・・・) 結果として公園の向こう側からでも目立つような明るい雰囲気のお店作りができたと思います。- 素材の選定
白木の木目を本物ではなく印刷とする事で、コストを減らし、凹凸も少ないためメンテナンス性もバッチリです。
- コストとデザインのバランス
ただしあまりに立体感がないと存在感も無くなってしまうので、 メニュー札を傾けたり、店名の文字のみカルプ文字という耐水性の立体文字で浮き上がらせたりと奥行き感をもたせました。
- ゆくゆくコスト減になるメンテナンス性
歩道に面しており高所の作業も簡単にはできない立地のため、そういった営業開始後のお金や時間を無駄にしない為にも計画は大切です。
- 施工時の裏ワザ
また、人通りの多い立地でしたので、「施工時の作業時間を短縮しいかに効率よく施工するか」というのを考慮した素材選びをしています。 材料を工夫する事以外に、施工の日程を効率よくする事も、職人さんの手間が減り施工費の削減に繋がるんですね。
店内も・・・ 店内も、既存の梁などを生かしウッディーさの増すカウンター+描き文字や絵を施し、和やかな雰囲気に仕上げました。 ぜひご覧ください!
所在地 | 愛知県名古屋市中区栄5丁目5−6 |
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設計 | シーズン |
施工 | シーズン |
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